クラウドは時代の先魁だ

クラウドコンピューティングとは、一般的にクラウド側にリソースを置き、インターネットを経由でそのサービスを利用することを言います。したがって、個別に高価なサーバコンピュータやネットワーク機器を置く必要が無くなります。これは、革命的な進歩と言えるでしょう。また、そに伴う、機器の置き場所をユーザ側は用意する必要が無くなり、インターネットに常時接続出来る環境さえあれば利用出来るのです。クラウドコンピューティングの形態には大きく二つに分けることが出来ます。「パブリッククラウド」と「プライペードコンピューティング」です。

「パブリッククラウド」というのは、登録して必要な金額を支払えば利用出来るサービスなので、気軽に利用出来ます。無料でサービスを提供しているサービスもあるし、また一定レベルまでの利用は無料だがそれ以上のサービスを利用する場合は有料というのもあります。事実上、パブリッククラウドは大手が実権を握っています。私は、利益を追求しない単なる、一ユーザですが、こんな私でさえ、パブリッククラウドを利用出来るのです。

例えば、クラウド側に記憶装置を無料で持つ事が出来るクラウドサービスがあります。予め設定をしておくと、自動的に同期を取り、クラウド側に自動的にデータを記録してくれるのです。もちろん、他のユーザから見られる心配はありません。また、「プライベートクラウド」というのは、企業等のある特定のグループ内で使用されるサービスです。特に金融機関等、非常に高度なセキュリティー要件がある場合に、インターネットを経由することなくサービスを享受することができます。

思い出の保険としてのクラウド

パソコンのハードディスクが壊れてしまった経験のある人は少なくないだろう。私もある。自宅のパソコンが起動しなくなり、原因を調べていくとどうやらハードディスクに問題があることが分かり、相当焦った。ハードディスク内には大量の家族写真が保管されており、取り出せなくなる可能性があったからだ。その際は、パソコンショップへ持ち込み、データの吸い出しで事なきを得たが、故障の程度がもう少しひどかったらと考えると恐ろしくなった。また、修理代もバカにならない。

それ以来、クラウドを利用するようにしている。パソコン内のデータ、特に後から入手できないファイルや画像などは必ずクラウド化している。誰でもよく知っている世界的IT企業の無料サーバーに預ける形である。数ギガバイトの容量が無料で利用できるので、家庭で撮影した写真程度ならすべてクラウド化できるといっていい。データのバックアップという使い方以外、ネット環境さえあればどこからでも取り出せるという利点も大きい。(本来のクラウドの利点はこちらでしょうが)。子供の写真を祖父母に渡すにも、クラウド化してパスワードを伝えておけば、実家からいつでも見ることができる。

今回の東日本大震災で被災された方たちがドロドロになった家族写真を必死で洗っている姿は痛々しいものがあった。命さえあれば、お金やモノは取り返すことが可能でも、失った思い出はどうすることもできないのだ。もし、クラウンド化してあれば、パソコンのトラブルだけでなく、地震などの天災や火事の際もデータは生き残ることができる。クラウドを聞くと、なんだか大げさでビジネスの世界の話かと思う人もいるかもしれないが、「思い出の保険」として利用してみるのもいいかもしれない。

クラウドコンピューティングのデメリット

クラウドとは雲と日本語では訳されます。コンピュータの世界では、コンピュータ同士がネットワークでつながる図が使われ、いろんなところで使われます。コンピュータをつなげている図を雲のようなかたちで包んでおりますので、雲、クラウドというようになったと言われております。クラウドのシステムがいたるところで構築されておりますが、このシステム自体の考え方は昔から、存在したクライアント、サーバシステムの発展した形なのです。


企業はクラウドを導入することで、コンピュータシステムの導入、維持、管理の時間と費用の節減に役立っております。クラウド自体、すべてがいいことではありません。インターネットを介したクラウドコンピューティングでは、提供される、サービス、つまり、データ、ソフトウェアはインターネット上に公開されるわけです。もちろん暗号化されており、クライアントとサーバ以外はわからないようにはなっております。しかし、ハッカーなどの影響があるの考えなければなりません。


クラウドのコンピュータシステムはネットワーク、インターネットがつながることをベースにしております。ネットワーク障害が発生したらどうなるでしょう。クライアントはサービスをまったく受けられず、なにもできなくなってしまいます。ただの箱になってしまうのです。企業活動においては、企業のシステムが停止してしまいます。そうのような危険性があることは考えなければなりません。ネットワークとセキュリティこれがクラウドコンピューティングの生命線になるのでしょう。